松浦尚子のワイン日記

サンク・センス代表取締役社長/ボルドー国立大学公認ワインテイスター

大森先生と
ここのところ寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしですか?
ただし、寒いながらも東京は晴天が続いていて、今日は横浜まで湾岸線を通って(レインボーブリッジとベイ・ブリッジを通って)行ってきました。その途中、雪を頂いた美しい富士山が見え、あまりの鮮明さと近さに感嘆の声を挙げてしまいました。冬型で空気が澄んでいると本当に富士山は綺麗に見えますね!!2009年を締めくくる12月、自然と気持ちが澄んでくるような美しい富士山の姿を見ることができ、とてもラッキーな一日でした。

さて、私は実はこの12月前半に「新型インフル」に掛かってしまいました(涙)。理由は分かっているのですが、それはさておき、早めに日赤へ行き、タミフルを飲んでじっとしていたので、ごく軽い症状で済んで熱も一日で引きました!ただ、会社を創ってからというものおよそ7年、一度もセミナーやイベントを病気などを理由に休んだことがなかったのに、初めて、その記録を破ることになり、CS会(弊社が開講する上級者向けワインセミナー)のご出席の皆さまには代理講師の講義となり、ご迷惑をおかけしてしまいました。もっと健康管理に人一倍気をつけなくてはと深く反省しております。

しかし、皆さまとても楽しまれたようで、年末恒例の懇親会で近くのイタリアンで祝杯をあげて、さらにワインが進み盛り上がったとお聞きし、ほっと胸をなでおろしています。私もかなり元気だったのに、万が一ウィルスが喉の奥に隠れているわずかな可能性のために断念せねばならず、とても残念でなりませんでした。

会場の様子さて、そんなこんなで瞬く間に12月も半ばを過ぎ、ようやく去る12月5日(土)15:30〜、ロイヤルパーク汐留タワーの24階で開催した、「トーク、スウィーツ&ワインの会」のご報告をさせていただきます。当日は定員を超える30名以上の方々にお集まりいただき、冒頭には有難くも今回のきっかけとなった、同ホテル代表取締役の朝倉社長にご挨拶もいただくことができました。

およそ70分という短い時間でしたが、シェフ特製のアルザス風カナッペと「クレマン・ダルザス」(フランス・アルザス地方を代表するお値打ちのスパークリングワイン)、そしてコート・デュ・ローヌ地方の天然甘口ワイン「ラストー」の白と、相性抜群のデザートをいただきながら、私、そして贅沢にも!料理研究家でご活躍の大森由紀子先生に駆けつけてもらい、お話をいただきました。

冒頭の30分間、私からの単独でのお話でしたので、何を中心にしようかと迷いましたが、ある会員誌で読んだ記事をきっかけに、今回「色」をテーマにお話しさせていただきました。少し緊張したのか、もっと用意してきたことがあったのに、少し抜けてしまったりと、自身の出来としては6〜7割ぐらいでしたが、それでも参加くださった方から面白かったよ、と言ってくださったりしました。ぜひ次につなげられるよう一層の研磨をしたいと思います!

当日のワイン2本とても華やかで素敵な方々が集まってくださって、終わってからも社交の場となり、名刺交換をされたりと話に花が咲いて、なかなか終わりませんでした(笑)12月、こうした文化的な場での人との出会いもぜひ増やしたいシーズンですね。

大森先生ともすっかり親しくさせていただており、明日21日の夜も私が長くご縁を頂戴している(ワインのおかげです)エアバス社のグレン・フクシマ社長と外務省のS氏と、4名で会食の予定です。大森先生をご紹介したいと思いお誘いしました。それぞれにワインを1本ずつ持ち寄る会なので楽しみですが、ちょっと緊張もしますね(笑)。今回は、09年7月にパリで買い付けてきた、シャトーヌフ・デュ・パップ(コート・デュ・ローヌ地方の有名銘柄である赤ワイン)をと思っています。

カナッペと
最後に余談ですが、先週末に東京ミッドタウンの3Fにあるインテリアショップで、ケイ赤城・トリオのJAZZライヴに行ってきました。先日たまたまお皿を買っていてちらしに気付き、急だったのですが行ってきました。そこで、偶然、以前私どものイベントにご参加くださっていた女性の方に「松浦さん!」と声を掛けていただきました。よく思い出してもらい、近況などお話できとっても嬉しく思いました。どこで出会いがあるかわかりませんね。

ではでは、駆け足でしたが、また12月のご報告したいと思います!