六本木ヒルズクラブは、通常、メンバー以外は足を踏み入れることができない空間ですが、サンク・センスワインクラブにもそのメンバーの方が沢山おられたり、私が一年以上ワインと料理の会で講師を務めさせてもらったご縁で、特別に決定しました。
冒頭に私から15分程度の簡単なレクチャーも準備。クレマンを片手にアミューズ・ブーシュを召し上がっていただきながら、洗練空間の中、ゆったりとお楽しみいただくことができました。
お料理も、この日のワインに合わせてシェフがメニューを考案してくださり、前菜の「フォアグラのパイ包み焼 シェリー酒ヴィネガーのクリームソース」は絶品。ソースが想像以上に濃厚だったので、クレマンよりも赤ワインが飲みたくなったお客様もおられました。
メインは、コガモのローストとサボイキャベツのブレゼ、カシスソース黒胡椒風味で、このソースと赤ワインが絶妙な相性を見せ、お料理とそれぞれのワインの相性やワインそのものの香りや味わいについても沢山の意見が出て、話が弾みました。
また、サンテミリオン最高峰 シュヴァル・ブランの【プティ・シュヴァル2004】も複雑さや酸味のバランスなどから非常に興味深く味わいました。
●ワインのご紹介●
全て、超一流シャトーのセカンドワインをセレクトすることにしました。
目玉は、メドックからは、第2級格付け CH. ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド【レゼルヴ・ド・ラ・コンテス 2000】と、ポムロールは、当社のフランスワイン研修でも訪ねたヴュー・シャトー・セルタンから【ラ・グラヴェット・ ドゥ・セルタン2001】