松浦尚子のワイン日記

サンク・センス代表取締役社長/ボルドー国立大学公認ワインテイスター

表参道サロンの様子サンク・センスが主宰するセミナーの中でも最も人気が高いのが、こちらの全7回を通じて、ワインの本質を知り、日常に役立つ基礎知識を網羅する、初級ワインセミナーです。現在、表参道サロン(青山通りと骨董どおりの交差点すぐ)で火曜日、木曜日19:00〜に、芝浦ベイサロン(JR田町駅から徒歩2分の見晴らしのよいビルの9F)で土曜日15:00〜の3コースを6月より開講します!!

昨晩は、すでに開講日の一ヶ月前からキャンセル待ちになってしまった、木曜コースの初回が行われました。ちなみに、火曜日コースは、来週の6月12日から、土曜日コースは16日からですので、「以前からワインに興味があった」「新しいことをはじめたい」と思っていた方にはまだ間に合います。ぜひこちらをご参照の上、受講をご検討ください!

使用するグラスでも、ワインを学ぶ、と言っても一体何をするのだろう?と疑問に思われる方も多いと思います。大まかにご説明すると、毎回、レクチャー(45分)とテイスティング(40分)の2部構成になっていて、3種類のワインを専用のグラスを使って、毎回のテーマごとにじっくりとテイスティングしていきます。

サンク・センスで学ぶ内容は、私がボルドー大学ワイン醸造学部で学んだことをもとに、分かりやすく日本語で再構築したテキスト、専用のテイスティングシートを用いています。ワインの大きな魅力ともいえる香りをまとめた、香りや表現の用語集も役立てていただいています。

芝浦ベイサロンの様子大きな特徴は、とても贅沢な少人数制です。日本ではありがちな、大学の講義のようなスクール形式で、人の頭越しに、一人の講師に対して、30人も40人も同時に生徒がいる状態では、なかなかワインの魅力を伝えにくいと感じています。

当社では、最大でも12名の少人数にとどめ、全員が一つのテーブルを囲んで、対面形式で学ぶことで、それこそ五感で、よりよくワインを理解、体感していただけるのではないかと思っています。

さて、昨晩は、担当講師であるワイン・インストラクターの井上菊先生から、ワインの四大要素やテイスティングの7箇条などについてお話がありました。その後、ソーヴィニヨン・ブランという世界でも人気の白ブドウ品種を100%使った、ニュージランド、チリ、フランスのロワール地方産の3種を飲み比べしました。最初は、どこから手を付けてよいか迷うのは当然で、皆さん戸惑いながらの「はじめてのテイスティング」でしたが、でも全7回を終える頃には驚くほど上達していますので、ご安心を!

伊豆ワイナリーバーべキューへさらにもう一つの特徴は、サンク・センスワインCLUBの存在です。現在総勢300名の会員をお迎えし、性別、職種、年代と様々な方が集まって楽しむ、ワインイベントやワイナリーツアーが季節ごとに開催されています。来月7月16日(月・祝)にも、夏スペシャル編として伊豆へバーベキューとワインを楽しみに行くツアーもあります。ワインを堅苦しいものと考えず、楽しい仲間や充実したひと時を過ごすよいパートナーとして、ワインを通じてこれからも長い目でお付き合いいただければ嬉しく思います!